いつか合気道の道場を設計したい
建築家のブログ

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-2023.8.23-

夏休み 建築見学 

箱根彫刻の森本館ギャラリー 1969年

井上武吉氏(彫刻家、実施設計 吉嶋建築事務所)

上部の量感と下階の抜けの表現。

外壁の素材もでこぼこと彫刻的。

ネットの森 手塚貴晴氏+手塚由比氏

内部ネットアートは堀内紀子氏

幸せをよぶシンフォニー彫刻 

ガブリエル・ロワール氏(ステンドグラス作家)

これはもはや建築です

先々週に見た新宮晋氏の風の彫刻に再度出会いました^ ^

傾斜地に建つ ライフインの様な構成
グランドフロアは3階
内部のバットレスの様な造形は富士モチーフか?

ポストモダン的です

泊まったホテルが御殿場のレンブラントプレミアム富士御殿場 1993年

若林広幸氏 

たまたまだったのでびっくり!

宿泊は和室でしたが床の間や欄間の意匠も若林節が炸裂していましたバブリーです^ ^

7mのヒサシ

ICU トロイヤー記念アーツサイエンス館 

2023年

隈研吾氏

こちらもまさかの出来立てホヤホヤ!

リベラルアーツ教育に取り組む学校なのでハブセントラルという人のつながり創出、学問分野横断研究促進の場が設けられ、中庭につながる中間領域としての庇下の空間が外部でもその延長としての役割がありそうです。

床のバークチップとコンクリート仕上げが面白いです^ ^

ディッフェンドルファー記念館 東野棟 1958

ヴォーリズ建築事務所

近代モダニズム建築です

食堂、国際会議場、短期留学生寮等

東ケ崎潔記念館ダイアログハウス 2010年

GYAアーキテクツ、日建設計

夏場は、北側のアトリウムの居心地が最高に良かったです!

閉店ギリギリ
万珍酒店、醸造、包

山梨県北杜市 

ベルボン工場倉庫のリノベーション

ガスボンメタボリズム 2022年?

アーティストレジデンス、コミュニティ、展示、保管場、スタジオ、実験場

利用者に応じて変容するメタボリズム施設。

八ヶ岳高原音楽堂 1989年

吉村順三氏

美しい自然の静寂と音楽の興奮この場所での体感は稀有なもの。

深く心に刻まれると思います。

建築のカタチも有機的で環境と調和し非常に美しいプロポーション。

来れてよかった^ ^

ししいわハウス 3 2023年

西澤立衛氏

遠巻きでの見学

黒い板貼外壁と分棟配置がウイークエンドハウスと森山ハウスのイメージが重なる。

ししいわハウス 2 2018年

坂茂氏

きたものの内部は見られずレストラン利用なら可能だか2日前に予約してくださいとの事

残念!

近くにある

セゾン美術館 1981年

菊竹清訓氏

軽井沢の自然に溶け込む数寄屋造の様な低層の佇まいの美術館です。

庭園の地形とも一体となった美しい計画です。

特に惹かれたのはコールテン鋼での橋造形。

若林奮(わかばやしいさむ)氏は庭全体に彫刻、土木工作物も含めて作品としている。

この様が「和漢の境界をまぎらかす」表現となっていて日本的だなぁと感じる

コレクション展示は[意味のメカニズム]荒川修作+マドリン・ギンズ

常設展示はカデインスキー、マンレイ、パウルクレー、ミロ

胡座茶席

團紀彦氏

茶室のインスタレーションですが芝生に入れないという^ ^

楽しみました!

こちらは北軽井沢 SANU 1st 2022年

sustainableなコンセプトで作られた

サブスクセカンドホーム

本間貴祐氏 ブランドディレクター

関東を中心に新しいセカンドホームが増えている様です。

可愛らしいフォルム、外壁の経年変化が劣化にならないか心配です。

谷川ハウス 1974年

篠原一男氏

谷川俊太郎さんから持主は変わっていますが遂に実物を見る事が出来ました。

土間部分が透けて見え、あのハシゴの様な家具がちらっと。

ここで営まれたであろう暮らしと創作の積み重ね自然の変化に耐えただ建っているという事に立ち現われるオーラの様なものを感じずにはいられませんでした。

いつか内部を見てみたいです!

tatehana house 1968年

建畠嘉門氏

コンパクトな別荘と分棟のサウナ小屋

一棟貸しされています^ ^

軽井沢千住博美術館 2011年

西澤立衛氏

雑誌で見た平面図、屋根伏せ図が庭の設計のような等高線で描かれていた建築。

床が傾斜にそって中庭の間を人が縫う様に鑑賞する美術館です。

千住博氏のあいさつより

「異質なもの同士がハーモニーを奏でたときに、本当に美しい調和が生み出される」

空間と作品はまさに美しい調和で満たされており自然光の中で来場者は其々気持ち良さそうに作品と空間を楽しんでいるなと感じました。

また外部のカラーリーフガーデンと建築の調和も見どころです。

軽井沢千住博美術館附属施設 (パン屋さんイートイン、レストルームとミュージアムショップ)2017年

安井秀夫アトリエ

多面体と単一素材の造形建築

遠目に観ると山の重なりの様で近づくと近未来を感じる建物。

内部は外観ほど特徴を感じず過不足なく店舗でした。

このアプローチの建物は内外の関係性が途切れるのがぼく的には残念ですがロードサイドのインパクトは相当ありました^ ^

同附属施設 ギャラリー棟

シンプルな切妻と軒反り

和のイメージですね!

この日は河嶋淳司氏の琳派とポップアートの融合「アニマルグラフィティー」の作品展。

夏休みの3日間、こんなにも沢山の建築を体感出来て幸せな時間でした^ ^

そして北軽井沢ではサウナ小屋で薪サウナと森の外気浴を堪能し心身ともに整う経験も。

体感をフィードバック出来る様に精進します!